左側の頭だけに頭痛がでる・・・これって病気?頭痛の種類や対処とは

季節の変わり目や急な天気の変化など、意外と日常的に頭痛を感じる人は多いのではないでしょうか?頭は脳を中心に人間にとって特に繊細で重要な部位でなので、この場所が痛いということに不安を感じることも多いかもしれません。

 

もともと頭痛持ちの方はまだしも、ある時突然痛みを感じるようになる人などは特に「大丈夫かな?」と思うことも多いでしょう。風邪ほーをひいてもないのに襲われる頭痛、しかも特定の場所が痛むというのは何かの病気のサインなのか?

 

気になる頭痛について迫ります。

 

頭痛は左側に関わらず特定の場所に出ることがある

頭痛持ちの方だと常識かもしれませんが、一言で頭が痛む、頭痛といってもその症状は様々。特に人によって異なるのは痛む場所。全体的に痛いという方もいれば一部だけが痛いという方もいますね。

 

頭痛はさまざまな原因から生じる症状で、非常に危険な病魔が潜んでいることもあれば、日常のちょっとしたことから頭痛が生じている可能性もあるのです。

 

そもそも頭痛は基礎疾患が他にない頭痛そのものが一種の病気として慢性的にあらわれる一次性頭痛と、他の病気が原因として頭痛があらわれる二次性頭痛とに分類されます。

 

二次性頭痛の場合は命にもかかわる病気が隠れていることが多いので早期発見と治療が求められることになります。

 

さて、ここではさらに掘り下げて頭の左側が痛くなる頭痛について見ていきましょう。頭の左側だけが痛くなるんだけど大丈夫かな・・・と心配している方は目を通して頂いてセルフチェックしてみてください。

 

左側にでる頭痛の種類

そもそも左側のみが痛くなるという頭痛にはどんなものがあるのでしょうか。まずはどんな種類の頭痛があるのか把握してみましょう。

片頭痛

頭の片側だけが痛いと聞いてまず考えられるのが片頭痛です。その名の通り頭の片側、場合によっては両側に痛みを感じることもあります。慢性的に症状を感じる人も多い頭痛で、一次性頭痛に分類されます。

 

痛みの特徴としては目からこめかみ辺りがズキズキとしみるように痛むのが特徴です。痛みのほかに吐き気が生じることもあり、発症時間も人によってさまざまですが、数時間から長いと数日の間痛みに悩まされることもあります。

 

片頭痛にはさまざまな要因が存在するため心当たりのある方はそれらの原因を排除する事で片頭痛を抑えることが出来るかもしれません。主に挙げられる原因としては疲れやストレスによる神経性のもの、またはアルコールやチョコレートといった特定の成分を含む食材を摂取した際に生じることもあります。

 

また遺伝によっても生じやすさは異なり、これらの要因が複合的に作用して片頭痛を引きおこすことも多いと言えるでしょう。

群発頭痛

群発頭痛は最近認知されてきている頭痛です。20~40代前後の若い男性に起こる頭痛で、まるで地震が群発するように眼窩を中心として唐突に激痛が走ります。局所的におこるため左側だけ痛むこともあります。

 

夜寝ている間に起こるのも特徴で、この痛みが続く期間は群発期と呼ばれ継続的に夜中に頭痛に襲われることになります。そのため仕事にも支障をきたすなど、非常に厄介な頭痛として考えられています。

 

痛みが非常に強いため一度痛み始めるとじっとしていることが困難になるとも言われており、中には頭を壁に打ち付けたり自傷行為で痛みを誤魔化すなどの手段をとってしまうような状況になる人もいると言われています。

脳出血

脳出血は脳にある血管がやぶれて血が溢れてしまう病気です。血管が破裂すると非常に強い痛みを伴い意識を失ったりしてしまいます。すぐにでも病院で処置してもらわないと命に関わる病気です。

脳梗塞

脳出血と共に非常に恐ろしいのが脳梗塞です。脳の血管が詰まってしまう病気で痛みを必ずしも伴うとは限りませんが、脳に栄養をおくることが出来なくなるため言語障害や意識の混濁、手足の麻痺などが現れます。

 

脳梗塞も速やかに処置を行わなければならない病気で、場合によっては後遺症が残ってしまう恐ろしい病のひとつです。

左側にでる頭痛の対処法

左側に出る頭痛にも種類があることが分かりました。これらの頭痛はどのようにして対処すると良いのでしょうか?つらい頭痛を緩和する術はあるのでしょうか?

片頭痛

片頭痛は血管の拡張によって生じると考えられています。そのため患部の温度を上げてしまうようなマッサージや入浴は逆効果となります。

 

逆に冷たいタオルや氷枕で幹部を冷やして血管が落ち着くのを大人しく待つのが最も適した対処法といえます。

 

片頭痛が定期的に発生するという方は日常の生活サイクルを観察し、片頭痛が起きる前になにか要因となっているものがないかを探し出すのも有効な対処法です。例えば片頭痛が起きる前決まってチョコレートをたくさん食べているとか、非常に精神的な負荷の強いことをしているなど・・・。

 

もし心当たりがある場合はその原因を排除したり、排除できなくてもこの後片頭痛が来るかも・・・と身構えて痛み止めを用意したりすべきことを先に済ませておくことで生活のリズムを極力乱さないようにすることができるはずです。

群発頭痛

群発頭痛の原因はまだ詳細に解明されてはいませんが、アルコールはひとつのファクターとして考えられています。特に群発頭痛の発生時にアルコールを摂取するとかなりの高確率で頭痛が発生すると考えられているため、この頭痛の方は特に痛みのある時期は禁酒が必要になります。

 

病院で診断されると薬物治療や酸素注入による鎮静化などを推奨されるようです。いずれにせよ一時的な強い痛みを感じるような場合は群発頭痛を疑って専門医に相談してみるとよいでしょう。

脳梗塞・脳出血

脳梗塞や脳出血は一度激化してしまうとただちに手術という形になります。これらによっておこる頭痛は基本的に治まることのない激しい頭痛で、意識の混濁や言語障害を伴います。疑いのある場合はすぐさま病院へ行くようにしてください。また病気の進行によっては激化する前に言語障害や痺れなどが起こることもありますので異変を感じた場合は専門医に相談してみましょう。

 

日頃から原因となるような因子である塩分や喫煙などを控えたり、心当たりのある方は定期的な検査を受けるようにしましょう。

 

左側にでる頭痛・・・心配なら検査を

頭痛の大半は命に関わるようなものではないものですが、心配な方は頭部CT、MRI、頭部MRAといった専門的な精密検査を受けることもひとつの手段といえるでしょう。

 

脳の異常は見た目からでは全く分からないため、最終的にはこれらの検査でなるべく早期発見をして早めに対策することが一番の安全策ということになります。

 

人間にとってとても重要な器官にまつわることですから心配のし過ぎということもないかもしれませんね。仮に重篤な病気でなかったとしても頭痛に効果的な薬を処方してもらえるようなこともあるでしょうから、検討してみてください。

 

左側におこる頭痛はさまざま

ここまでで見てきたように頭の左側だけが痛むからといってすぐさま危険な病気であるとは限りません。ごく一般的な片頭痛であることも感がられるわけです。

 

左側だけが痛いからといってすぐさま取り乱したりせず、まずはどんな痛みなのか、どんな時に起こっているのかを判断し、非常に強い痛みや異常を感じるなどの場合は病院へ行くようにしましょう。